墓石に、あとから亡くなった方のお戒名(法名)などを彫ることを「追加彫り」と言います。
建立時に掘り入れた後は、側面や表面に追加していきます。亡くなられた方で、まだお墓に彫っていない方がおられましたら、追加彫りをご用命ください。
いつまでに彫るという決まりはありませんが、四十九日までが一つの目安です。
既に彫ってあるお名前の書体に合わせ、配置も細かくきれいに揃えます。
墓石 軸石(竿石) | 側面や裏面に追加していきます。墓石を取り外し持ち帰って文字を彫りいれる場合には、お性根抜きが必要です。据付後、お性根入れ(納骨式)が必要です。 現場で彫る場合はお性根抜きをしない場合がほとんどです。 |
霊標 | 追加彫りをする際には、現地彫り・持ち帰りともに、一般的にはお性根抜きは行いません。 |
生前彫り | 一般的に赤文字で表記します。建立にかかわった方々が、家族連名で表記したりします。 |
お墓も代を経れば多くの方が眠る場となっていきます。そして、新たに亡くなった方が埋葬されると墓誌などに追加彫りがされます。
故人が戒名(法名)を授かり極楽浄土へ向かったことを後世に伝えるため、墓石に名前(戒名・俗名)を彫るという形で、記録を残すことになります。名前を彫ることは供養の一環となります。
墓石に故人の名前を彫る際には、時期やタイミングに決まりがあるわけではありません。
一般的には、丁度良い区切りまでに故人の名前を彫るケースが、普通のこととなっています。故人を納める場所や心の準備が整った後(一般的には納骨式)に、墓石に故人の名前を彫ってもらい、納骨することにしても構いません。
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